「花珠を買ったから安心」というお声を、よくいただきます。たしかに花珠は、真珠総合研究所や真珠科学研究所といった鑑別機関が、巻き・キズ・形・テリなど複数の項目を厳しく審査したうえで認めた、いわば真珠の優等生です。花珠鑑別書が付いているというだけで、一定以上の品質が保証されているのは事実です。
ただ、ここで一つだけ、正直にお伝えしたいことがあります。「花珠」はあくまで合格ラインを超えた真珠に与えられる称号であって、花珠の中にも幅があるということです。同じ「花珠」の2連を並べても、光の返り方、粒の揃い、色の均一さは、実物を見比べるとはっきり違って見えることがあります。
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花珠鑑別の中身
花珠鑑別では、巻きの厚さ、テリ、キズの少なさ、形の良さ、色の均一さなど、複数の項目を総合的に見て合否が決まります。いわば「大きな網」で、一定基準以上の真珠をふるいにかけているイメージです。網の目を通過した真珠はどれも花珠と呼ばれますが、網のギリギリを通った真珠と、余裕をもって通過した真珠とでは、実際の見え方に差が出ます。
だからこそ「実物」を見る
柴崎真珠店では、花珠という称号だけで商品説明を終わらせないようにしています。同じ花珠でも、光が真珠の奥から返ってくるような輝きがあるか、動かしたときに光がどう変化するか、といった「テリ」の部分まで店主が実際に確認したうえでご紹介しています。鑑別書は品質の入口として大切ですが、そのさらに先にある実物の印象まで見て選んでいただきたい、というのが柴崎真珠店の考え方です。
花珠かどうかを確認したら、次は「このテリは自分にとってどう見えるか」を、写真や動画、できれば実物でぜひ確かめてみてください。